こんにちは。よっとんです。
心理・哲学倫理・歴史、それから本紹介のブログを書いています。
本日のテーマは、「集中したい!そこのあなたへ」です
皆さんは、何かの作業をやっている時、あるいは、やり終えた際に、
「自分には集中力がない」
「もっと集中したい」
と思ってしまうことはありませんか?
この記事では、そもそも集中するとは何か、ということを含めて、
集中するために必要なことを合理的に記していきます!ぜひご覧下さい。
1 人間は、集中することに向いていない??
皆さんは、
「私って、なんで集中力がないんだろう」と悩まれることがあると思います
しかし、そもそもヒトは集中することを向いていません。
というより、集中することに不得意とする生き物なのです!
それはなぜか…
結論を先にいってしまえば、
「様々な情報を感知する能力に長けている方が、生存競争を勝ち残れた」からです!
ヒトの脳の大部分は狩猟や採集をしている時代に今の形になったといわれています。
その長い期間では、今のように獰猛な動物が檻にいるということはなく、
常に危険と隣り合わせでした。
ということは、いつ危険な動物に襲われるかわかりません、
そんな状態なのに、
「周りで何が起きているのか気づかないほど、一つのことに集中する」
という能力があっては、危険な動物から逃げることができなくなってしまいますよね。
逆に、
異変をすぐ察知する能力があれば、
危険から逃れることができ、生き残ることができたと考えられています。
つまり、今生き残っている人間種は、
「一つのことに集中することに向いていなかったからこそ生き残れた」
ということになります。
この事実を知っておくことがとても重要ですし、
このことを知るだけでも、だいぶ気が楽になるのではないでしょうか?
2 一つのことに集中するには??
「一つの事に集中することにヒトは向いていない」
とはいいつつも、「集中したいからこの記事読んでんだよ!!このやろ!」と思っていると思います。
はい。すいませんでした。では本題に入りましょう!
一つのことに集中するための秘訣をお伝えします。
それはとても簡単!
「すべきこと・やりたいこと以外のものを、部屋からなくす」ことです。
「え!それだけ?」と思われたかもしれませんが、
これだけです。
それにこれにはきちんとした理由があります!
何度もいいますが、
ヒトは異変を察知する能力に長けています。
だから、
今やること以外のものが
目に入ったり、聞こえたりすると、
それに意識が向くようになっているのです。
じゃあ、このことを逆手にとるのです!!
つまり、
「やること以外のものを
視界に入れない、あるいは、聞こえないようにする」
ということです!
たった、これだけですが、これが意外と難しいんです。
- 机の上にたくさんモノがあふれている人
- ポッケに携帯を入れている人
- やることが複数あって、全部とりあえず部屋に持ってきちゃう人
など、そういう方たちがいると思います。
そういう方は、
まず、やること以外のものは、部屋の外に全部置くくらいが理想です。
携帯も必要なければ、部屋の外におきましょう。
「ポッケに入れとくだけ、机上に置いとくだけなら・・・」
という考えの人、ダメです(笑)
携帯をポッケに入れとくだけでも、
私たちの脳は無意識にそちらに力を割いています。
「脳が使われいる」ということは、つまり集中を阻害されているようです。
※詳しくは『スマホ脳』(著者:アンデシュ・ハンセン)を参考ください。
また、
作業を始めた後に、ついつい掃除を始めてしまう人は、
常にきれいにしておくことから始めましょう。
常にきれいにできなんじゃ!!という人は、
とりあえず部屋の外に全部置いといて、やることやって、あとで片づけるほうが良いです。
なぜなら、やるべきことをする前に掃除をしてしまうと、掃除をしたことに脳が満足してしまいます。
つまり、やることに対するやる気が失われる可能性がある、
あるいはすでに脳を使ってしまって、やるべきことに全力が注げなくなる可能性があります。
気を付けましょう。
まとめ
以上まとめておくと、
人間は集中することに本来向いていない、なぜなら色々なものに敏感に反応することに長けているから。
だから、色々なものを置かないようにすることで、集中ができるようになる!!
以上が集中するための方法でした。
すごく簡単な秘訣で申し訳ないくらいですが、
ぜひ実践してみてください!!
その他に集中する方法を知りたい方は、以下おすすめの本です!ぜひ読んでみて下さい。
☆『最強脳 ―『スマホ脳』ハンセン先生の特別授業― 』著:アンデュ・ハンセン(新潮新書)
☆『「超」勉強力 』著:中野信子、山口真由(kindle版)
☆『最短の時間で最大の成果を手に入れる 超効率勉強法』著:メンタリストDaigo (学研プラス)
☆学び方の学び方 著:バーバラ・オークレー、 オラフ・シーヴェ(アチーブメント出版)
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